爪切りをノベルティの候補にしてみよう

ノベルティとして何を選ぶかで悩んでいるときに、少し他の企業が考えるものとは違うものにしたいと考えていることはよくあります。文房具などの日用品をジャンルとして選ぶのが一般的なので、他のジャンルのものを探してみるのは良い考え方です。

その一つの候補として衛生用品の爪切りをノベルティとして考えてみましょう。

ノベルティとして爪切りを使いやすい業界

ノベルティは企業ネームやブランドの知名度を高めることや、特定の商品やサービスの販売を促進することを目的として配布するのが基本です。当たり障りのない日用品を選ぶとどの業界の企業でも使うことができ、ボールペンやティッシュ、カレンダーなどがよく用いられている理由となっています。

ただ、どんなノベルティを使うかによって企業がどのような業界で何に関わる事業を展開しているのかを感じ取ってもらえるようにすることも可能です。例えば、歯医者や医療用品の製造販売業であればデンタルフロスやマスクなどをノベルティとすると、歯科あるいは医療に関わる業務を行っているとノベルティの種類だけで理解してもらうことが可能です。

このような観点から爪切りをノベルティとして使いやすい業界には主に美容、医療、介護の業界が挙げられます。ネイルサロンは特に爪のケアをする美容サロンなので爪切りをノベルティとして使うとアピール力があるでしょう。

エステサロンなどであっても爪は美容に関わるものなので関連する事業を行っているところだという認識を持ってもらえます。同様に医療や介護の現場でも爪に関わる衛生管理が重要になることから、爪切りをノベルティにするとブランド名と事業のつながりを覚えてくれる可能性が高まるでしょう。

また、スパや温泉、ホテルなどでノベルティにすると施設の利用中や滞在期間中に使ってもらえる可能性があり、効果が効率よく発揮されると期待できます。

爪切りをノベルティにするメリット

爪切りがノベルティとして優れているのは、愛用してもらえるようになれば何年も効果を発揮し続けてくれることです。人によってはいくつかの爪切りを使い分けていることもありますが、多くの人は一種類の爪切りをいつも使うようにしているでしょう。

使い慣れているものの方が良いと考えるケースが多いからです。したがって、ターゲットの嗜好をよく考えてデザインしたものをノベルティにして気に入ってもらえれば、いつも自社ブランドを頭の片隅に入れておいてもらえるようになります。「関連リンク|ノベルティ|ノベルティコレクション

週に一回程度は使う機会があるので、ブランドイメージを印象付けるには十分な効果を期待できるでしょう。

耐久性も高いので長期的に使ってもらえる可能性も高く、魅力が大きいノベルティです。また、家庭によっては一つの爪切りを親子で共有することもあります。親が何の気なしに選んでくれたことにより、子供がブランドに対して認識を持つようになることも珍しくはありません。

世代を越えてブランドイメージを広げられる可能性があるのも爪切りを選ぶメリットでしょう。

爪切りをノベルティにする際の注意点

爪切りをノベルティにするときには注意しなければならない点もあります。長く使ってもらえるメリットがある反面、既に使っている爪切りがあるからもらってもしまっておくだけということになりかねないのがデメリットです。

今まで使っていたものが古くて切れ味が悪くなっていたからちょうど良いと思って交換してくれたら運が良かったと言えます。タイミングよく渡せるわけではないので、もっと一般的に使ってもらえるような工夫をしなければノベルティとしての価値が低くなってしまうでしょう。

どこで差別化を図るのかをよく考えてノベルティにする爪切りを決めることが大切です。例えば、デザインで差別化するというのが合理的な方法の一つです。こっちの方が可愛いから使いたいと思ってもらえるようにデザインしたり、好きなキャラクターの爪切りだからこっちを使おうと考えてもらえるようにキャラクターを起用したりするのが典型的な方法として挙げられます。

ターゲットによって好みが違うので、どんなものが喜ばれるかをよく調査した上でデザインを決める必要があります。また、用途での差別化を考えることも可能で、携帯用の小さな爪切りをノベルティにする方法もあるでしょう。

あえて買う必要はないと思っていたけれど、あるなら普段から持ち歩く、あるいは旅行のときに持っていくという人に使ってもらえる可能性があります。一方、機能性で他の爪切りとは違うと思ってもらうのも良い方法です。

切れ味が良い、持ちやすいなどといった観点で厳選された爪切りをノベルティにするのが簡単な方法でしょう。ただ、見た目ではわかってくれない可能性もあるので説明を付けなければならない可能性があることも念頭に置いておく必要があります。

また、巻き爪用の爪切りなどのように特殊な用途の爪切りをノベルティにする方法もあり、たまたま巻き爪などで悩まされている人であれば喜んで使ってもらえるでしょう。

爪切りの価格相場

爪切りをノベルティにするかどうかを検討するときには価格がどのくらいかも気にかかるでしょう。

爪切りの単価はピンからキリまであり、やすいものであれば70円前後から調達できますが、高い場合には2000円前後にも上っています。

1000円以上もするような高級爪切りはノベルティというよりはプレミアム向けのものと考えても良いでしょう。全体として見ると100円から500円程度のものが多く、シンプルなデザインのものなら100円を切っています。

ノベルティとして特別高いわけではないので、目的によっては十分に候補にできるでしょう。

付加価値が高いものにするのも戦略の一つ

爪切りというアイディアは良いけれど、本当にノベルティとしてしっかりと機能してくれるのかと疑問に思う人もいるでしょう。確かに使ってくれないというリスクもあることに加え、飾っておくものでもなく、サイズも小さいのでしまってあるとあまり目に付きません。

それが心配ならもう少し費用をかけて付加価値が高いものにすることも検討してみましょう。例えば、ネイルケアセットをノベルティにするという方法があります。安いものであれば500円くらいで調達できるので顧客単価が高い業界でならノベルティにできる範囲でしょう。

美容業界では特に注目してみる価値があるノベルティの一つです。

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